タイ式マッサージ復習①
タイでは公的機関である衛生省がタイ古式マッサージを管轄しており、
その総本山は『ワット・ポー』というバンコクにある王宮からすぐ近くの寺院にあります。
タイ式マッサージはインドのアーユルヴェーダをベースにしつつ中国の指圧、
経路やチベットの伝承医学などの影響を受けながらその独自性を確立し発達してきました。
その特徴は、人体に流れるエネルギーラインである『セン』を刺激することにあります。
センを刺激する事で、センの周辺に集中する神経や血管が刺激され、
リンパ球の活性と増加・血液の流れの促進・身体の痛みの緩和・人間が持つ自然治癒能力・
免疫力を高めるなどの効果があるとされています。
マッサージの手法は指圧、整体、矯正、ストレッチングと様々なバリエーションがありますが、
特にプロレスのアクロバチックな技を思わせるストレッチングの手法の豊富さにはただただ圧巻です。
タイ古式マッサージ大辞典
http://www.a-toz.com/thailand/
■足
足の間に座り土踏まずに両手の手のひらを当て、左右交互にゆっくりとしたペースで体重をかけます。
■土踏まず
土踏まずの始るところから終わるところまでを6等分し、1〜6まで順に左右同時に親指で圧していきます。
逆の順番でもします。
■足首
両足のつま先どうしを重ね、両手で体重をかけ、足首を伸ばすようにゆっくりとストレッチします。
■大腿、下腿部
片方の手で足首から膝下までと、もう一方の手で膝上から足のつけ根までの数箇所を左右交互に
圧していき、同じようにして戻ります。
■大腿部
相手の片方の足を自分の両足の前で曲げさせ、両手の四指で大腿四頭筋を外側から
内側に引っ張るようにマッサージをします。膝付近から股関節近くまでをほぐし、
同じようにして戻る。
最初は両手同時に圧し、次に左右交互に圧します。
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